アルミパイプを使った足踏み式消毒スタンドをモデリングしてみた

2020/06/20 categories:Mechanical design| tags:Mechanical design|

SUSのアルミパイプを使った足踏み式消毒スタンドをモデリングしてみました

ボトル設置部

モノタロウのハンドクリーナー 工業用ボトルの使用を想定して考えてみました。

ボトルはスライドコネクタで可動するアルミパイプを使ってプッシュします。プッシュ用のアルミパイプは引張ばねで上方向に荷重をかけていて、プッシュするときはワイヤーで下に引張ります。また、スライドの可動域はストッパで制限しています。

色々なボトルの形状に対応するためにボトルをセットする部分のガイドはノブボルト付きコネクタで幅の調整が出来るようにしました。また、ボトルの交換に六角レンチを使うのは面倒なのでノブボルト付きコネクタがいいかなと思います。

ペダル部

アルミパイプにヒンジコネクタを取り付けてペダルとして可動するようにしました。ペダルの下にはストッパ用のアルミパイプを配置しています。ペダルにはテグスを取り付けて、ペダルを踏んだ時にボトル設置部のスライダーを引張る構造にしました。

パイプ長さ

パイプ長さは以下の通りです

BOM

部品表は以下の通りです。合計で21675円なので意外と高いですね。

型式 数量 単価
GFF-000 L=1300 2 429
GFF-000 L=450 2 149
GFF-000 L=256 2 85
GFF-000 L=251 4 83
GFF-000 L=230 4 76
GFF-000 L=215 1 71
GFF-000 L=200 1 66
GFF-000 L=55 2 19
GFJ-000A 14 198
GFJ-B80 4 390
GFJ-A13 4 290
GFJ-B28 2 360
GFJ-A04 2 360
GFJ-A61 5 360
GFJ-E04 4 400
GFJ-A11A 1 286
GFJ-D90 4 380
GFN-005 4 1220
GFJ-B10 2 195
GFW-259 1 260
GFW-464 1 1400
GFA-400 10 47

市販のものを調べてみると16500円くらいで買えそうなのでもう少し安くならないか検討が必要ですね

所感

アルミパイプを使ったら結構安く作れるかなと思って検討してみましたが、意外と部品点数が多くなって高くなってしまいました。板金部品とかで作るほうが安いかもしれません。また、今回モデリングしてみたモデルは実際に作ってみないと使用感はかわかりませんが、改良が必要かもしれません。

3Dモデル

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